中村 至宏 / Yukihiro Nakamura
1983年3月16日生 京都出身
2006年成安造形大学造形学部デザイン学科イラストレーションクラス卒業
2006年成安造形大学造形学部デザイン学科イラストレーションクラス卒業
画家/イラストレーター/写真家。京都出身。東京在住。書籍の装画や挿絵、CDジャケットイラストレーションなどを制作。全国各地で絵画作品も発表。
Concept
虹は無数の水滴によって形成されている。あるいは「ゆく川の絶えずしてしかも元の水にあらず」(鴨長明『方丈記』)とあるように、川を形成している水は流れ続けている。世界もそれと同じだと思う。生き死にを繰り返して、維持形成されている。その上で、私も意識や自我をもっているが、世界という現象を維持するために生まれては消えていく、虹を形成する水滴みたいな存在だと思う。それが悲しいということではなく、ただただそうだと感じている。
「さわやかさと過ぎ行く時への愛惜が感じられる永遠の一瞬」
--中村至宏の絵に寄せる、井上直久の言葉